どうも~
キリンです🦒
先日、アイリークというウイスキー飲みましたが、このアイリーク少し面白いことが分かりました。
蒸留所が不明
ということです。一般的にウイスキーは蒸留所の名前を前面に押し出すものです。その蒸留所の歴史や伝統、蒸留所ごとの製法でブランディングするのが一般的。でも、このアイリークはどこで作られているか不明…。
そんな謎のウイスキー「アイリーク」について考察していきます。
考察
まず名前やけど、「ILEACH」となってて
- アイリーク 英語
- イーラッハ ドイツ語
- ザ イリャック デンマーク語
読み方が複数あるみたいです。そして、意味は現地の言葉で「アイラ島民」という意味です。ここからアイラ島で製造されているのは間違えないでしょう。
パッケージの箱には「ISLAY SINGLE MALT SCOTCH WHISKY」の文字が見えます。
「ISLAY」とあるので、やはりアイラ島で作られていることが分かります。
アイラ島はイギリスの北部にある島で面積は619,6㎢で淡路島と同じぐらいに約3300人の人が住んでいます。
おもな産業はもちろんウイスキーの生産です。あと、野鳥の営巣地となっており、野鳥観察の愛好家に人気らしいです。観光地としても人気となっています。
そして、アイラ島にある8つ蒸留所。
- ブナハーブン
- カリラ
- キルホーマン
- ブルイックラディ
- ボウモア
- ラフロイグ
- ラガブーリン
- アードベック
このどこかで作られているはずですね…。
それでは次に味の考察をしていきます。
味
味はアイリッシュウイスキーらしく、スモーキーでしたが、ほどよくピート(泥炭)の臭さが抑え込まれていました。ラフロイグやアードベックに近いスモーキーさを感じました。
このことからも、1のブナハーブンはピート処理を行っていないし、4のブルイックラディはアイリッシュの中でも珍しいフルーティな味なので、可能性はかなり低いと思われますね…。
5のボウモアはピートの中に海藻が含まれており、特有の潮の香がしますが、今回のアイリークにはそのような潮の香りはそこまで強くありませんでしたが、後味にかすかに感じました。。
ロック
氷でウイスキーが冷やされたことで、香りは飛んでいった印象。ですが、味はしっかりしていました。
これもよく言われますが、アイリッシュウイスキーは「薬品の味」がすると言われますが、少しだけその「薬品の味」がしました。薬品の味っていうのはラッパのマークのアレです。
そう…。正露〇…。ばれましたかね…。
トゥワイスアップ
ウイスキー:水=1:1で割る飲み方です。常温の水を加えることで一気に香りが広がります。しばらく口に含み、舌の上で転がすように味わうとふわーっとピートの香りと味が口の中を支配します。モルトの苦味もあり、ふくよかな後味です。
オイリーでアイリッシュらしいツンとしたアルコール感がしました。それでも、水を加えた分、マイルドになり、とても飲みやすかったです。
最後に
結論としては、個人的にアイリークの正体はラフロイグ、アードベック、カリラの可能性が高いと思っています。
ラフロイグやアードベックはスタンダードなものが10年、カリラも12年と熟成させていますが、このアイリークはこれらのいずれかの熟成年数の若いものだと思われます。
今後、その他のウイスキーを飲んで検証してみたいと思います。
また、アイリークの正体を突き止めてくれる仲間も募集中です(笑)
このブログを読んでくれた人の中で、飲んだ人いれば味の感想や自分はこう思うなどの意見あれば教えてください。
それでは以上、キリンでした~🦒
ウヒョ~
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