うひょー(ﾟ∀ﾟ)
どうも、キリンです。
今回はアメリカンウイスキーに分類される「フォアローゼス」を飲んでみたので、そのレビュー記事となります。
Four Roses 公式サイト （https://fourrosesbourbon.com/）
それでは早速参りましょう！
概要
まずはアメリカンウイスキー全体の話をします。
はじめに、アメリカンウイスキーの定義になります。
- 穀物を原料としている
- アルコール度数95%以下で蒸留
- オーク樽で熟成（※コーンウイスキーを除く）
- アルコール度数40%以上でボトリング
これらの条件が満たすことが必要となっています。
そして、連邦アルコール法で厳密に規定されています。
この辺が日本との違いですね。日本は特にウイスキーの定義がされていないです。
ウイスキーと呼んでいいものかどうか怪しいものもあるので、気をつけましょう。
そんなアメリカンウイスキーの中でも「バーボンウイスキー」と呼ばれるあります。
みなさんも「バーボン」という言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このバーボンウイスキーも法律で以下のように定義されています。
- 原料の51%以上がトウモロコシ
- アルコール度数80%以下で蒸留
- 内側を焦がしたオークの新樽にアルコール度数62.5%以下で樽詰め
- 2年以上熟成
そして、さらにそのバーボンウイスキーの中でもケンタッキー州で造られ、ケンタッキー州で最低1年以上をケンタッキーで熟成されたものを「ケンタッキーバーボン」と呼びます。
今回、紹介するフォアローゼスもケンタッキーバーボンに分類されます。
フォアローゼスはローレンスバーグを本拠地としています。そのほかにワイルドターキーもここローレンスバーグを本拠地としています。
そんなローレンスバーグは、ケンタッキー州の第二の都市レキシントンから西に約20kmほどのところに位置しています。
ケンタッキー州は競馬で有名で、主要な産業です。このレキシントンは競馬、競走馬の生産で有名です。
フォアローゼスは現在は、キリンビールの100%子会社になっています。
「フォアローゼス」の名前の由来
フォアローゼスの生みの親ポール・ジョーンズJr.
一目ぼれした女性にプロポーズ。
彼女は「どうか次の舞踏会までお待ちください。プロポーズをお受けするなら、
バラのコサージュをつけてまいります。」
そして、次の舞踏会の夜…。
彼女は4輪の真っ赤なバラを胸に、彼の前に現れたのでした。
キリン公式HP（https://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/fourroses/about/episode.html）より引用
なんてロマンチックな話なんでしょう…。
ボトル自体にもバラの模様の加工が施されています。
ウイスキーにはこんなエピソードもあり、面白いですね。
それでは実際に飲んでみました。
ロックで飲んでみた
ロックで飲んでみて最初に感じたことは、ウイスキー特有のアルコール感があまり感じませんでした。
アルコールのピリッとした感じはなく、まろやかです。
刺激も強くなく、口に含むとフルーティでアロマな香り。
そして、そこからまろやかではちみつっぽい甘味がありました。
氷が解けると少し薄いかなと感じました。
物足りないという人は、トゥワイスアップ（ウイスキー：水＝１：１）で飲むことをオススメします。
ハイボールで飲んでみた
次に、ハイボールで飲んでみました。
ハイボールで飲むと、あまりアルコール感を感じませんでした。
（感覚が麻痺しているのか）グイグイいけました。
ロックの時と同様にウイスキー特有のアルコール感はあまり感じません。
風味はロックで飲んだ時よりも、トウモロコシ由来の甘みとライ麦由来のスパイシーさを感じました。
その中に樽のウッディな風味もありました。
舌ざわりもなめらかでスムースなので、ウイスキーが苦手な人に飲みやすいと思います。
全体的に爽やかで飲みやすい！
逆に、刺激が足りないという人は、ソーダの割合を減らしてもいいかもしれません。
最後に
価格が約1500円で入手しやすいので、「バーボン飲んでみたい」という人は、試しに飲んでみてもいいかもしれません。
約1500円で、このクオリティはかなり高いと思います。
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